私たちについてAbout us

オリーブ美家工業株式会社は、1958年創業、翌1959年1月に創立しました。高度経済成長期に差しかかっていた創業当時は、街中に少しずつ“ビルディング”が増えはじめた時代。これからの日本を支えていくであろうビルをメンテナンスする事業に取り組んでいこうと、清掃業からスタートしました。現在は清掃管理業だけでなく、空調・電気・給排水をはじめとした設備管理を行う業務や、働く人々の安全を守るための警備保安業務、環境衛生管理業務などを行っています。フィールドもさらに広がり、ビルのほかにも、ホテルなどの宿泊施設やマンション、商業施設や病院など幅広いシーンで業務に取り組んでいます。

特に、病院などのメディカルサポート部門では、従来の「清掃」「設備」「警備」に加えて、「看護アシスタント業務」「院内物流業務」「メッセンジャー業務」など、コメディカル事業にも注力しています。

私たちは、「オリーブ美家工業は、ビル管理業を営むことによって人間の健康に奉仕する。オリーブ美家工業はビル管理業を営むことによって社会の環境向上と美化に奉仕する」を経営理念に掲げています。ビルや不動産、病院など、多くの人々が働き、過ごす生活の場を支えていくことで、人々の安全を守りながら社会環境の向上に貢献できるよう努めています。

創業当時より大切にしてきたのは、「目配り」「気配り」「心配り」の気持ち。新しい技術の誕生やIT化など、人々の生活は日々目まぐるしい変化を続けています。清掃や警備などそれぞれの業務を通して、一つひとつの出来事に目を配り、その場所で過ごす人々の生活に気を配り、一人ひとりの思いに心を配ることで、「きれい」と「あんしん」をサポートしたいと願っています。

当社は、取引先や管理ビルの利用者はもちろん、従業員やその家族も大切にしたいと考えています。本社を構える香川県において“老舗”のビル管理会社となっている当社には、長年にわたって勤務しているスタッフが数多くいます。現在のように産休・育休制度が整備される前から、出産・育児を経て復職するスタッフが多く、それは「子どもが体調不良になったのならすぐに帰ってね」という雰囲気が浸透していたから。その風潮は令和となったいまも変わらず、家庭や自分の時間を大切にしながら働くことができる環境になっています。

働きやすい職場環境を整えるだけでなく、私たちは、当社で働くことが“やりがい”や“日々の励み”になってほしいと願っています。過去に、当社で働いていたパートの方の息子さんからお手紙が届きました。そこには、「母がこんなに元気で生き生きとした姿になると思っていませんでした」「息子としてとてもうれしく思います」という言葉が。意見を交わしながら、ともに課題解決へと努力を重ねたことが、パートの方のやりがいにつながっていたのです。当社に関わるスタッフ一人ひとりとしっかり向き合うことが、私たちの使命であり目標となっています。

本社のある香川県を中心に、愛媛県、岡山県、兵庫県など、瀬戸内海沿岸部に支店を構える当社。新たな支店の配置など、今後もさらなる事業展開を目指しています。

2018年、当社は企業としてのさらなる一歩を踏み出すべく、建物総合管理会社・株式会社セイビの“セイビグループ”に参画しました。業界内における発展を目指すほか、人事評価制度の構築に取り組むなど、企業として新たなスタートを切っています。